ベンチャー企業設立

著者:株式会社ミラック光学 代表取締役

私は先代社長である父から事業承継した2代目ですが、自分の人生でこんなことがあるかもな…と思っていたことが実現しました。

2017年3月16日、ミラック光学とは別の新会社「株式会社AIハヤブサ」を函館の地に設立しました。AIに知見のある、はこだて未来大学発ベンチャー企業として、日本の人工知能の第一人者・松原仁教授(副理事長)を取締役にお迎えしてのスタートです。

産学官連携による“函館AIバレー構想”の実現に向けて、三方良しのビジネスとして社会貢献・地域貢献にも積極的に取り組んでいく所存です。

AIハヤブサが函館の空を大きく羽ばたけるように、温かく見守って頂ければ幸いです。
そしてミラック光学とも上手くコラボレーションしながら、ともに成長していきたいと思います。

私が好きな“下町ロケット”の小説やドラマの中で、こんなセリフがあります。
『俺はな、仕事っていうのは、二階建ての家みたいなもんだと思う。一階部分は、飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけど、それだけじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。それが二階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなきゃつまらない』

心のどこかで、いつもこのことが引っ掛かっていたのかもしれません。飯を食うことと夢を追いかけること、今以上のスケールで実現したいと思います。

さあ、『いっちょ やってやろうやないか!』

2017年5月5日

nikkan20170420