想いは時代を超えて

著者:株式会社ミラック光学 代表取締役

函館に、「北海道坂本龍馬記念館」というものがあります。
偶然見つけたのですが、龍馬好きの私にはたまらない場所です。

北海道と坂本龍馬、関係ないようで深い関係がある…。
なぜ坂本龍馬は、たった一人であろうと北海道(蝦夷地)を目指そうとしたのか。
蝦夷地開拓と防衛により、路頭に迷う浪士たちに生活の場を与えようとしたことは、私利私欲ではなく幕末後の日本国の将来を考えてのことなんだろうな…と、私なりに想いを巡らせています。

仕事で車を運転しながら近くを通る時、ほんの少しだけ銅像を見るために寄り道をします。
高知・桂浜のものとは一味違いますが、私は函館の龍馬像も大好きです。
雪が舞う中、右手を高々と挙げた坂本龍馬を見ていると、なぜか元気が出てきます。

自分のことよりも国の未来を考えたその想いを、時代を超えて私は別の切り口で北海道に貢献し引き継げないかな…と、本気で考え始めました。
人から笑われようとも、考えることは自由だから。