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回転ステージを使用した円周部バリ検査治具の改善

2026年02月27日

プレス加工メーカーの最終工程で使用するバリ検査治具の改善事例です。

課題:検査部が顕微鏡の視野から外れるので作業性が良くありません。

ワークの円周部分のバリの検査をしています。顕微鏡を覗きながら円周に沿って手で動かして検査します。動かし方が大きいと顕微鏡の視野から外れるので作業性が良くありません。

解決!回転ステージを使用すると視野から外れることなく検査できます。

ワークを回転ステージの上に置いて検査することにしました。回転ステージのつまみを回すと円周に沿ってワークが移動します。つまみを大きく動かしても顕微鏡の視野から外れないので作業性が改善しました。また、回転ステージを使用するとワークを滑らかに動かすことができるので作業ストレスも軽くなりました。

回転ステージ(KTS-60)の特徴

  • 手動で滑らかに360°回転するステージです。ステージ面がφ40mmの(KTS-40)もラインナップしています。どちらも、六角穴付きボルト( M4×8mm )4本を付属しています。
  • ステージ面:φ60mm
  • 移動量:360°
  • 偏芯量:0.05mm
  • 耐荷重:68.6N(7kgf)
  • 目盛最小読取:1°
  • 自重:0.2kg
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト

ロングステージを使用した部品欠品検査治具の改善

2026年01月29日

総合家電メーカーの生産ラインで使用中の部品欠品検査治具の改善事例です。

課題:光電センサーの位置変更に手間がかかります。

ワークAにワークBが付いているかを光電センサーで検査しています。ワークBの位置は機種により異なるため、機種切り換え時に光電センサーの位置を変更しなければなりません。
光電センサーの位置は、ボルト2本を緩めてスライダーを移動させて変更します。この位置変更に手間がかかっています。

解決!ロングステージの使用で光電センサーの位置変更に手間がかかりません。

光電センサーの取り付けをスライダーに変えてロングステージに変更しました。ハンドルを回すだけで光電センサーの位置が変更できます。
光電センサーの位置は、ハンドルと反対側にあるストッパーで固定します。ボルト2本を緩めたり締めたりする必要が無いので手間がかかりません。

ロングステージ(XLSR-150)の特徴

  • 軽量・スリム・長ストロークのラック&ピニオン式ステージです。移動量±40mmのXLSR-100もあります。
  • ステージ面:25mm×42mm
  • 移動量:±65mm
  • ハンドル1回転移動量:18mm
  • 耐荷重:29.4N(3kgf)
  • 目盛最小読取:0.1mm
  • 自重:0.17kg
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト

多機能送りねじステージを使用した穴深さ測定治具の改善

2025年12月26日

金属加工メーカーの検査工程で使用中の穴の深さを測定する治具の改善事例です。

課題:ワークの穴の深さを正確に測定できません。

ワークにある穴の深さを測定しています。穴の底に定規を当てて、穴の入口の値を読取ります。定規の当て方が傾いたりするため測定値がばらつきます。

解決!多機能送りねじステージを使用することで正確に測定できるようになりました。

定規を多機能送りねじステージに取り付けました。ハンドルをゆっくり回して、定規が穴の底に当たった時点で回すのを止めて、穴の入口の値を読み取ります。
以前より定規の当たり方が安定するため、より正確に測定できるようになりました。

多機能送りねじステージ(XTSC-70)の特徴

  • ハンドル1回転の移動量を 2mm か 5mm で選択できます。
  • 勝手違い・両側ハンドル・ハンドル延長、などの特別仕様(下記参照)への対応も可能です。
  • ステージ面:25mm×40mm
  • 移動量:±17mm
  • 耐荷重:29.4N(3kgf)
  • 目盛最小読取:0.1mm
  • 自重:0.12kg
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト
応用のポイント:多機能送りねじステージの特別仕様例です。XTSC-70以外のXTSC-90, XTSC-120, XTSC-150 でも同様の特別仕様が可能です。

ハンドルの向きを変えたり(勝手違い)、両側にハンドルを付けたり(両手ハンドル)、長いハンドルに変えたり(ハンドル延長)できます。
使用環境にあわせて最適な仕様のステージをご利用いただけます。