傾斜ステージを使用した静電気除去治具の改善
2025年11月28日
樹脂成型メーカーの組立工程で使用している静電気除去治具の改善事例です。
課題:イオナイザーの角度変更で微調整の作業性が良くありません。

イオナイザーをワークに向けて除電(静電気対策)しています。ワークの大きさが変わるとイオナイザーの角度調整が必要です。
イオナイザーの角度調整は、ボルトを緩めて調整しますが、ボルトを締める時に角度がずれることがあります。特に、微調整したい時に上手くいかず作業性が良くありません。
解決!傾斜ステージを使用することで角度の微調整が容易になりました。

イオナイザーを傾斜ステージに取り付けました。イオナイザーの角度調整は、クランプレバーを緩めて角度を調整し、クランプレバーを締めて角度を固定します。
従来のボルトによる調整では微調整が上手くいきませんでした。ボルトを締める時に角度がずれることがあるためで、作業性がよくありませんでした。傾斜ステージを使用することで作業性が改善されました。
傾斜ステージ(AIC-60)の特徴
- シーソーのように傾斜し、任意の位置でクランプレバーにより固定できます。
- 薄型XY回転ステージ(XYR-90)と組み合わせればXY回転傾斜の一体型複合ステージが低価格で構成可能です。
- ステージ面:40mm×60mm
- 移動量:±20°
- 耐荷重:29.4N(3kgf)
- 自重:0.22kg
- 本体材質:アルミ合金製
- 表面処理:梨地黒アルマイト
