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「XYステージ」カテゴリーの記事一覧

ロングステージを使用した部品欠品検査治具の改善

2026年01月29日

総合家電メーカーの生産ラインで使用中の部品欠品検査治具の改善事例です。

課題:光電センサーの位置変更に手間がかかります。

ワークAにワークBが付いているかを光電センサーで検査しています。ワークBの位置は機種により異なるため、機種切り換え時に光電センサーの位置を変更しなければなりません。
光電センサーの位置は、ボルト2本を緩めてスライダーを移動させて変更します。この位置変更に手間がかかっています。

解決!ロングステージの使用で光電センサーの位置変更に手間がかかりません。

光電センサーの取り付けをスライダーに変えてロングステージに変更しました。ハンドルを回すだけで光電センサーの位置が変更できます。
光電センサーの位置は、ハンドルと反対側にあるストッパーで固定します。ボルト2本を緩めたり締めたりする必要が無いので手間がかかりません。

ロングステージ(XLSR-150)の特徴

  • 軽量・スリム・長ストロークのラック&ピニオン式ステージです。移動量±40mmのXLSR-100もあります。
  • ステージ面:25mm×42mm
  • 移動量:±65mm
  • ハンドル1回転移動量:18mm
  • 耐荷重:29.4N(3kgf)
  • 目盛最小読取:0.1mm
  • 自重:0.17kg
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト

多機能送りねじステージを使用した穴深さ測定治具の改善

2025年12月26日

金属加工メーカーの検査工程で使用中の穴の深さを測定する治具の改善事例です。

課題:ワークの穴の深さを正確に測定できません。

ワークにある穴の深さを測定しています。穴の底に定規を当てて、穴の入口の値を読取ります。定規の当て方が傾いたりするため測定値がばらつきます。

解決!多機能送りねじステージを使用することで正確に測定できるようになりました。

定規を多機能送りねじステージに取り付けました。ハンドルをゆっくり回して、定規が穴の底に当たった時点で回すのを止めて、穴の入口の値を読み取ります。
以前より定規の当たり方が安定するため、より正確に測定できるようになりました。

多機能送りねじステージ(XTSC-70)の特徴

  • ハンドル1回転の移動量を 2mm か 5mm で選択できます。
  • 勝手違い・両側ハンドル・ハンドル延長、などの特別仕様(下記参照)への対応も可能です。
  • ステージ面:25mm×40mm
  • 移動量:±17mm
  • 耐荷重:29.4N(3kgf)
  • 目盛最小読取:0.1mm
  • 自重:0.12kg
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト
応用のポイント:多機能送りねじステージの特別仕様例です。XTSC-70以外のXTSC-90, XTSC-120, XTSC-150 でも同様の特別仕様が可能です。

ハンドルの向きを変えたり(勝手違い)、両側にハンドルを付けたり(両手ハンドル)、長いハンドルに変えたり(ハンドル延長)できます。
使用環境にあわせて最適な仕様のステージをご利用いただけます。

フロントロックステージを使用したスリット位置検査治具の改善

2025年10月31日

プレスメーカーの検査工程で使用中のスリット位置検査治具の改善事例です。

課題:ワークの変更に伴うゲージの高さ変更に時間がかかっています。

ワークをゲージに向かってスリットの奥までスライドさせて、スリットの高さを検査しています。
ワークが変わるとスリットの高さが変わるためゲージの高さ変更が必要です。ボルト2本でゲージの高さを変更させなければならず時間がかかります。
また、ボルトを締める際にゲージが傾き左右の高さが違う状況になるため、ボルトを締め直すこともありました。

解決!ゲージをステージに取り付けることで短時間で高さ変更ができます。

ゲージをフロントロックステージに取付けました。ワークにスリットが2ヶ所あるので2組設置しました。
ゲージの高さ変更は、フロントロックステージのハンドルを回すだけなので短時間でできます。高さの固定もハンドルの根本のストッパー機構で可能です。
従来のようにボルト締めによるゲージの傾きが無くなりました。さらに、ステージには目盛りがあるので、2組のゲージの高さを揃えるのに便利です。

フロントフロックステージ(FR-Z)の特徴

  • ハンドルの根本部分でステージ面の固定ができるストッパー機構を標準装備しています。
  • ステージ面のガタが一切なく、滑らかでスムーズな摺動を実現したミニチュアステージです。
  • ステージ面:25mm×25mm
  • 移動量:±8mm
  • ハンドル1回転移動量:0.5mm
  • 自重:0.04kg
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト
応用のポイント:スライド操作式アリ溝ステージを使用するとよりスムーズに検査できます。

フロントロックステージをスライド操作式アリ溝ステージに取り付けました。これまでは、ワークの方を動かしていましたが、これによりゲージの方を動かすようにします。
ワークを所定の位置に設置して、スライド操作式アリ溝ステージのピンを押したり引いたりしてゲージを動かします。ワークを動かすより滑らかに動かせるので検査がスムーズにできるようになります。