Skip to content

2012年11月の記事一覧

ロングステージを活用した測量判定装置

2012年11月22日

食品メーカーにおける飲料水の量を判定する工程での設備改善事例です。

課題:ワーク変更に伴い、フォトセンサーの高さ変更に手間がかかります。

ワーク(ボトル)の中の液体の量を検査していますが、ワークの大きさが変わるとフォトセンサーの高さ変更が必要です。
当時、階段状の設置面に4本のボルトを使用して固定していましたが手間がかかり面倒でした。

解決! ロングステージで、フォトセンサーの高さ変更が手間なく簡単に!

ボトルの大きさに合わせて、ハンドルを操作すれば希望の高さに設定することができます。
ボルトによる付け外しは不要になります。 設定後の高さは、クランプレバーにて固定し、常に同じ高さを維持します。

ロングステージ(XLSR-100)の特徴

  • 軽量・スリム・長ストロークのステージです。ハンドル1回転で 18mm 移動します。
  • 表面からはM2のネジで、裏面からはM3のネジで両方向からの取付が可能です。
  • ステージ面 25mm x 42mm
  • 移動量 ±40mm
  • 自重 0.14 kg
  • ステージ本体:アルミ合金製(スケルトンステージ除く、XYステージ 他 全ステージ共通)
  • 表面処理 : 梨地黒アルマイト

支柱取付式ステージによる深穴測定治具

2012年11月20日

家電メーカーの受入れ検査工程での測定作業性と測定精度の改善事例です。

課題:座グリの深さが上手く測れません。測定値にバラツキがあります。

ノギス(デプスバー)を使って製品の座グリ深さを測定していますが、ノギスが傾いてしまうために、測定するたびに測定値が違います。測定者によっても差が出てしまいます。

解決! 支柱取付式ステージにノギスを取付け、測定値のバラツキを低減!

ノギスが傾かないよう、支柱取付式ステージにノギスを取り付けました。ステージのZ軸でノギス本体を穴の口元に合わせ、ノギスのデプスバーを下げて測定します。

X軸とY軸も摺動するので、ワークが変わっても対応可能です。また支柱取付け式なので、ステージ全体の向きも可変できます。

支柱取付式ステージ(PS-3BC)の特徴

  • 3軸全てにストッパーを装備しています。
    (X軸はシングルクランプ付、Y軸・Z軸はダブルクランプ付です。)
  • XYZ(3軸)のハンドルと支柱固定のハンドルを同じ側面に揃え、良好な操作性を実現しました。
  • ステージ面 30mm x 50mm
  • 移動量 ±17mm
  • 耐荷重 14.7N ( 1.5 kgf )
  • ステージ本体:アルミ合金製(スケルトンステージ除く、XYステージ 他 全ステージ共通)
  • 表面処理 : 梨地黒アルマイト

あおり旋回ステージによる組立て検査治具

2012年11月18日

玩具メーカーの組立て検査工程での作業性改善事例です。

課題:ワークの向きを変えないと検査できず、手間がかかっています。

ワークの内側上部に取り付けられた部品の有無をチェックするために、わざわざワークを反転させていました。部品の有無チェックのためだけの反転作業だったので、手間と無駄を感じていました。

解決! あおり旋回ステージにミラーを取り付け、反転作業が不要になりました。

あおり旋回ステージの天面にミラーを貼り付けて、ワークを隔てた反対側に配置しました。ミラーに映るワークを見るだけで検査できます。
ミラーの向きは自由自在に設定できるので、作業者やワークの大きさが変わっても簡単に対応できます。
また、クランプレバーで固定すれば、ミラーの向きを一定に保つことができます。

あおり旋回ステージ(RC-60)の特徴

  • メイン可動部を球状にすることで、自由自在な位置決めが可能です。
    ( 移動量 180°屈折 ・ 360°回転 )
  • ステージ面 60mm x 60mm
  • ステージ本体 : アルミ合金製

 

Language »