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"高さ検査" タグの付いた記事一覧

フロントロックステージを使用したスリット位置検査治具の改善

2025年10月31日

プレスメーカーの検査工程で使用中のスリット位置検査治具の改善事例です。

課題:ワークの変更に伴うゲージの高さ変更に時間がかかっています。

ワークをゲージに向かってスリットの奥までスライドさせて、スリットの高さを検査しています。
ワークが変わるとスリットの高さが変わるためゲージの高さ変更が必要です。ボルト2本でゲージの高さを変更させなければならず時間がかかります。
また、ボルトを締める際にゲージが傾き左右の高さが違う状況になるため、ボルトを締め直すこともありました。

解決!ゲージをステージに取り付けることで短時間で高さ変更ができます。

ゲージをフロントロックステージに取付けました。ワークにスリットが2ヶ所あるので2組設置しました。
ゲージの高さ変更は、フロントロックステージのハンドルを回すだけなので短時間でできます。高さの固定もハンドルの根本のストッパー機構で可能です。
従来のようにボルト締めによるゲージの傾きが無くなりました。さらに、ステージには目盛りがあるので、2組のゲージの高さを揃えるのに便利です。

フロントフロックステージ(FR-Z)の特徴

  • ハンドルの根本部分でステージ面の固定ができるストッパー機構を標準装備しています。
  • ステージ面のガタが一切なく、滑らかでスムーズな摺動を実現したミニチュアステージです。
  • ステージ面:25mm×25mm
  • 移動量:±8mm
  • ハンドル1回転移動量:0.5mm
  • 自重:0.04kg
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト
応用のポイント:スライド操作式アリ溝ステージを使用するとよりスムーズに検査できます。

フロントロックステージをスライド操作式アリ溝ステージに取り付けました。これまでは、ワークの方を動かしていましたが、これによりゲージの方を動かすようにします。
ワークを所定の位置に設置して、スライド操作式アリ溝ステージのピンを押したり引いたりしてゲージを動かします。ワークを動かすより滑らかに動かせるので検査がスムーズにできるようになります。

セミオーダーステージを使用した板ばね高さ検査治具の改善

2023年12月28日

プレスメーカーで使用している板ばねの高さ検査治具の改善事例です。

課題:板ばねが変わりゲージの位置を変更する作業に手間取ります。

プレートに取り付けた板ばねの接点がゲージに接触するかを検査しています。
プレートをホルダーにセットして押さえネジで止めます。この時、板ばねの接点がゲージに当たるかを確認します。
板ばねの種類が変わると接点位置が変わるためゲージの位置を変えなければなりません。
ゲージ位置の変更は、2本のボルトを緩めてゲージをスライドさせますが、このゲージ位置の変更作業に手間取っています。

解決!セミオーダーステージの使用でゲージの位置変更が楽になりました。

ゲージをセミオーダーステージに取り付けました。
ゲージの位置を変更する時、従来は2本のボルトを緩めてスライドさせていましたが、ステージに取り付けることでハンドルを回せばスライドさせることができます。
また、ストッパーをかけることで位置を固定することができます。ボルトを緩めたり締めたりする必要がなく、従来よりもゲージの位置変更が楽にできるようになりました。

セミオーダーステージ(SO-16)の特徴

  • ラック&ピニオン式ステージ(XSO-50)にベース[50mm×50mm×t8]を取り付けたステージです。
  • ステージ面:30mm × 50mm
  • 移動量:±17mm
  • ハンドル一回転移動量:18mm
  • 移動精度(真直度):0.03mm
  • 耐荷重:24.5N (2.5kgf)
  • 目盛最小読取り:0.1mm
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト
応用のポイント:ストッパーのレバーの向きを変えられます。

ストッパーの先端が周辺の部材と干渉する場合には、先端の向きを変えることができます。ストッパーに内蔵されている六角穴付き止めねじを緩めて先端をお好みの向きにできます。
本事例では、ストッパーの先端がゲージと干渉しそうだったので、先端の向きを反時計回りに90°程度変更しました。

多機能送りねじステージを使用した段付きピン高さ検査治具の改善

2023年07月31日

金属加工メーカーで使用している高さ検査治具の改善事例です。

課題:ワーク変更時のLブラケットの高さ変更に時間がかかっています。

Lブラケットの高さ変更と固定は2本のボルトで行う。

ワーク(段付きピン)の段付き部と全長の高さ検査をしています。判定基準となる高さにLブラケットを取付けます。ワークの種類が変わるとLブラケットの高さ変更が必要です。
Lブラケットの高さ変更は、固定している2本のボルトを緩めてLブラケットをスライドさせて所定の位置でボルトを締めます。この変更作業に時間がかかっています。

解決!Lブラケットをステージに装着すると高さ変更が短時間で可能です。

ハンドルを回してLブラケットの高さを変更。ストッパーで高さを固定。

Lブラケットを多機能送りねじ式ステージに装着しました。Lブラケットの高さはステージのハンドルを回転させて変更します。高さが決まったら、ストッパーをかけて位置を固定します。
従来のようにボルトを締めたり緩めたりする必要がなく、短時間で高さ変更が可能です。さらに、高さの微調整が従来の方法より簡単にできます。

多機能送りねじステージ(ZTSC-120)の特徴

  • ハンドル一回転の移動量が選べます。また、ストッパーの左右組み換えもでき、使用用途に応じたカスタマイズが可能です。(上図はストッパーの左右組み換え例です。)
  • ステージ面:25mm × 40mm
  • 耐荷重:14.7N (1.5kgf)
  • 自重:0.2kg
  • 移動量:±42mm
  • ハンドル一回転移動量:2mm / 5mm / 10mm (送りねじの仕様による)
  • 本体材質:アルミ合金製
  • 表面処理:梨地黒アルマイト
応用のポイント:多機能送りねじ式ステージの豊富なバリエーション。

ハンドル一回転の移動量選択とストッパーの左右組み換えの他にも勝手違いタイプ(Z軸除く)・両側ハンドルタイプ(Z軸除く)・ハンドル延長タイプがあり、使用用途に適したタイプをご提供可能です。
どのタイプが適しているのかのご相談やデモ機の貸し出しも受け賜わっておりますので、お気軽にお問い合わせください。